日産 ジューク にターボモデル追加…スポーツ性能と低燃費

自動車 ニューモデル 新型車
16GT/16GT
16GT/16GT 全 14 枚 拡大写真

日産自動車は、『ジューク』に新開発ターボエンジンを搭載した「16GT」「16GT FOUR」を追加し、11月2日から発売を開始した。

今回発売する16GT、16GT FOURに搭載する新開発1.6リットル「MR16DDT」エンジンは、2.5リットルエンジン並みの動力性能と低燃費を両立する。燃焼効率を向上させる直噴ガソリン機構と小型高効率ターボを組み合わせ、可変バルブタイミング(CVTC)機構を吸気側だけでなく、排気側にも搭載することで吸排気効率を向上。燃焼効率の改善やフリクション低減を行うことで、最高出力190PS/5600rpm、最大トルク240Nm/2000~5200rpmを実現しながら低燃費性能を両立した。

4WDの16GT FOURには、従来の「ALL MODE 4×4-i」を進化させた新開発の「ALL MODE 4×4-i(トルクベクトル付)」を採用した。運転操作や走行状態に応じて後輪へ最適なトルクを配分するALL MODE 4X4-iの機能に加え、リアファイナルドライブ内の左右に搭載した電子制御カップリングにより、後輪左右の自在なトルクを配分も可能とした。

コーナリング時は後輪の外輪に大きなトルクを配分し、車両に旋回モーメントを与えることでアンダーステアを抑制する。

また、両モデルともエクストロニックCVTに6速マニュアルモードを搭載し、シンクロレブコントロールを採用した。サスペンションは16GT専用にチューニングした。リヤにはディスクブレーキを採用し、17インチタイヤとアルミホイールを標準装備する。

さらに、16GT FOURのリヤサスペンションには、後輪の接地性を向上させるマルチリンク式を採用する。

「インテリジェントコントロールディスプレイ」のドライブモードで「スポーツ」を選択すると、アクセルを踏み込んだ際、CVTがステップ変速制御し、シフトアップ感を強調した伸びのある力強い加速を実現する。電動パワーステアリングもしっかりとした操舵感となるよう制御する。ディスプレイにはドライビングの楽しさを演出するよう、ターボのブースト圧や前後G、横Gを表示させることが可能。

ボディカラーは「スチールブルー」を16GT/16GT FOUR専用色として新たに設定、全8色とする。

価格は16GTが218万9250円、16GT FOURが245万1750円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VWの新型コンパクトSUV『テラ』、AI搭載で世界20か国展開へ
  2. 「絶対にパンクしない」電動アシスト自転車発売へ、1充電で最大1000km走行も
  3. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  4. アルピナ創業家が新ブランド「ボーフェンジーペン」設立、ザガートとGTカー共同開発
  5. 【スズキ ジクサーSF250 試乗】この爽快感は単気筒ライトウェイトスポーツの「特権」だ…佐川健太郎
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  2. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  5. スバル『BRZ』、エンジン改良で安全性強化…332万2000円から
ランキングをもっと見る