2020年、HVとEVは7.3%…JDパワー

自動車 ビジネス 企業動向
FT-CH
FT-CH 全 2 枚 拡大写真

J.D.パワー・アンド・アソシエイツは、ハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)を合わせた世界全体での販売台数は、2020年でも520万台にとどまるとの予測を公表した。

2020年の世界の乗用車販売予測台数は7090万台で、HVとEVの比率は7.3%にとどまるとしている。2010年のHVとEVの世界の販売台数予想は95万4500台で、2010年の全車両販売台数予想4470万台の2.2%。

同社がまとめた「Drive Green 2020: More Hope than Reality」と題したレポートで公表した。レポートでは、市場傾向や規制、消費者意識、技術発展などのさまざまな要因を考察した結果、従来型の自動車からHVやEVへの代替えを多数の消費者に納得させることは困難であるとしている。

HVとEVの販売比率が飛躍的に上昇するには、2020年までに石油系燃料の価格が世界的に大幅に上昇することや、環境技術のコストが劇的に下がって、消費者の信頼感を高めるような大きな進展があること、消費者にHVやEVの購入を促すように政府の方針が強化されることなどが必要としている。ただ、これらが今後10年間で実現する可能性は「極めて低い」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る