日産志賀COO、逆風下でも「力強い業績回復」

自動車 ビジネス 企業動向
2010年度上期販売実績:中国(1〜6月)
2010年度上期販売実績:中国(1〜6月) 全 1 枚 拡大写真

日産自動車は4日、2011年3月期の通期連結業績予想を売上高、各利益ともに上方修正して発表した。5月時点の予想より営業利益は1350億円増額の4850億円と大幅な修正となった。

売上高は5700億円多い8兆7700億円、純利益は1200億円増額の2700億円の予想とした。第2四半期累計の純利益は2083億円(前年同は90億円)だった。

中国やロシアなど新興諸国の販売が好調に推移しており、通期の世界販売計画も当初より30万台上乗せの410万台(前期比17%増)に引き上げた。

志賀俊之COOは、下期について「円高や原材料費の上昇などコントロール不能な逆風が強くなる」としたものの、収益改善プランへの取り組みにより「力強い業績回復につながっている」と評価した。

下期の為替レートは1ドル=80円、1ユーロ=110円を前提とした。為替影響は通期営業利益で1850億円の減益要因となるものの、販売増や原価低減で大幅な増益につなげる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  4. 「ほぼモデルチェンジ並み」フロントマスクが大胆チェンジ! 新型レクサス『IS』が話題に
  5. ホンダが新型軽EV『N-ONE e:』を発売、航続295km、価格は269万9400円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る