国内パソコン出荷が過去最高、1位はNEC…2010年度上半期

自動車 ビジネス 国内マーケット
2010年度上期国内パソコン出荷実績 2010年度上期国内パソコン出荷実績
2010年度上期国内パソコン出荷実績 2010年度上期国内パソコン出荷実績 全 4 枚 拡大写真

 MM総研は4日、2010年度上期(4~9月)の国内パソコン出荷状況の調査結果を発表した。

【画像全4枚】

 それによると国内のパソコン総出荷台数は前年同期比17.3%増の706.5万台。出荷金額は、同15%増の6,330億円となり、95年度以来上期の出荷台数としては過去最高を更新したことがわかった。出荷ルート別に見ても、個人向けでは前年同期比14.2%増の352.2万台、企業向けでも前年同期比20.5%増の354.3万台となった。

 個人市場では、09年度下期に登場した新OS (Windows7)が好評で、個人の買い替え需要が継続。タイプ別では、ノートタイプ(ネットブック含む)は15.7%増の471.5万台、デスクトップタイプが20.5%増の235万台。一方、ネットブックは、前年比41%減の37万台にとどまった。

 メーカーシェアでは2010年4~6月期にNECは富士通に1位を奪われたが、7~9月期に巻き返して上半期合計で1位となった。個人市場での買い替え需要を上手く捉えただけでなく、法人向でも大口案件を獲得して台数を伸ばした。2位の富士通も、特に法人向けでは情報通信分野向けの大口案件のほか、全体的に民需が好調で台数を伸ばした。3位は東芝がランクインした。前年8位だったレノボは前年比64%増の47.5万台と出荷台数を増やし6位に。企業向けを中心にノートPCの価格競争力を大幅に強化したほか、間接販売にマーケティング資源を集中させた。一方、エイサーはネットブック市場が減速し8位となった。

2010年上期の国内パソコン出荷が過去最高!1位はNECに

《RBB TODAY@RBBTODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る