三菱益子社長、レアアース問題「悲観する必要ない」

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車益子修社長
三菱自動車益子修社長 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車の益子修社長は9日、家電量販大手ビックカメラとの提携に関する会見中におこなわれた質疑応答で、9月に起きた尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に端を発するレアアース確保の問題について「悲観する必要はない」との考えを示した。

レアアース(希土類)は、EVやハイブリッド車(HV)のモーターに使用されるネオジム磁石の素材として不可欠とされている。事件を機に中国によるレアアースの輸出規制がおこなわれ、EVほか環境対応車の開発や普及などに影響すると見られていた。日米両政府は13日にも首脳会談において具体的な対応策を検討すると報じられている。

これらについて益子社長は、「レアアースを必要としない技術も開発されており、後ろ向きになる必要はない。携帯電話など使われていない資源から(ネオジムを)再生することもできる。環境の変化は技術の進歩を生み出すチャンス」と、前向きな姿勢を示した。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 日産の小型SUV『キックス』新型、予約販売をブラジルで開始
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る