NEDO、レアメタル使用量削減技術の開発を助成

自動車 ビジネス 企業動向

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、レアアース総合対策の一環として、レアアースを含むレアメタルの使用量削減技術を実用化するための助成事業を2010年度補正予算の成立を前提に実施する。予算規模は100億円。

レアアースはハイブリッド車や電気自動車のモーターなどに欠かせない素材。日本は9割以上のレアアースを中国から調達しているが、その中国が輸出量を削減したり、尖閣諸島などの政治的な問題で輸入がストップするなど、調達リスクが高まっている。NEDOはこれまでレアメタル代替技術や使用量削減技術の開発で成果をあげてきた。もう一段、レアメタルを安定調達する対策として、企業各社が独自に取り組んできた技術開発にも助成対象を広げ、早期実用化を後押しする。

助成事業は、レアメタルを代替する材料の技術開発やレアメタルの使用量を削減する技術開発、レアメタルのリサイクルを促進する技術開発などで、短期間で実用化が見込まれるものが対象となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る