【グッドデザイン10】日産 中村CCO「EVのデザインはこれから」

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2010年度グッドデザイン賞、日産リーフは金賞受賞
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2010年度のグッドデザイン賞、日産『リーフ』は金賞受賞となった。会場でプレゼンテーションした中村史郎常務執行役員、チーフクリエイティブオフィサー(CCO)は「今回は、EVを普及させる仕組み作りを評価してもらいたかったが、それがなかなか伝わらなかった」と語った。

日産リーフは、大賞候補ベスト15を対象とした第1回投票で97票、上位5位を対象にした第2回投票では111票を獲得した。

中村CCOは投票結果について「EVを作って売るだけではなかなか普及はしません。既存のエンジン車からでも安心して乗り換えられるように、インフラを整備する取り組みなどは、日産が力を入れている分野なのです」と製品のデザインを含めた独自の取り組みを見てもらいたかったという。

また、リーフについては「早く大勢の人に乗ってもらってEVの良さを知ってもらいたいことから、市販車から流用できるものも多く採用しています」と語り、デザイナーの立場としては「電気自動車ならではのユニークなクルマの提案はこれから」と、EVで可能となる本格的なデザイン登場への意欲を示していた。

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