米国のテスラモーターズは9日、2010年第3四半期(7〜9月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は3124万ドル(約25億7500万円)。前年同期比31%の減少となった。
当期純損失は、3493万ドル(約28億7000万円)で赤字。今年第2四半期(4〜6月)の3850万ドル(約31億7000万円)よりは赤字幅が縮小したものの、前年同期の461万ドル(約3億8000万円)に対しては、赤字が7倍以上に膨らんだ。
今期の赤字は、2012年に投入予定の新型EV、『モデルS』の開発コストが影響したため。同社のイーロン・マスクCEOは、「『ロードスター』の受注は、前年同期比15%増と、2008年第3四半期以来の伸び」とアピールしている。