STマイクロ、エアバッグ向け高G加速度センサファミリを開発

自動車 ビジネス 企業動向
AIS1xxxDS
AIS1xxxDS 全 1 枚 拡大写真

STマイクロエレクトロニクスは、先進的なエアバッグ・システム向けに新しい高G加速度センサ・ファミリを発表した。

エアバッグ・システム向けの加速度センサは、車両衝突時の衝撃を検知し、即時にエアバッグ制御ユニットに対して情報を送信する重要な部品。

今回、エアバッグ向け加速度センサ「AIS1xxxDS」のラインアップとして5種類のフルスケール・レンジにわたる1軸の平面モーション検知機能を提供する。ICインタフェースを内臓し、加速度データを高分解能のデジタル・ビット・ストリームに変換し、標準化したDSIプロトコルで専用のマイクロコントローラに確実に送信する。

送られた情報を基にECU(エンジン・コントロール・ユニット)は状況を評価し、数ミリ秒以内にエアバッグを展開するかどうかを決定する。

新しい高G加速度センサは、使用環境の厳しい自動車向けとしてマイナス40度から125度の広い温度範囲で使用可能。また、電磁干渉にも強く、車載用IC向けの重要なストレス試験規格であるAEC-Q100に準拠する。

現在サンプル出荷中で、量産開始は2012年の予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  3. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  4. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  5. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る