【COTY 選考コメント】2010年の“日本”を象徴…岡本幸一郎

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ホンダ CR-Z 開発責任者の友部了夫氏
ホンダ CR-Z 開発責任者の友部了夫氏 全 6 枚 拡大写真

本来、価格も車格もカテゴリーも、それぞれ違うものを一列に並べて点数をつけるのだから、何を基準すべきなのか、そのこと自体が難しいし、60人なりのいろいろな意見はあっていいと思う。

【画像全6枚】

筆者としては、選ぶのはあくまで「日本カー・オブ・ザ・イヤー」であって、グローバルな視点ではなく、むしろ“日本の”賞であることを強く意識した。

そして、2010年に日本でもっとも世に出た意義のある、2010年の日本をもっとも象徴する1台というのは、一方でエコを追求しつつも、もっとクルマを楽しんで欲しいという明快なメッセージを発信した『CR-Z』に違いないと思った。

単に完成度の高さが問われるのであれば、話はまた違っただろうが、世の中がエコ一辺倒になり、まるでクルマは悪者であるかのような言われ方がされることに少々うんざりしていた中で、CR-Zのようなクルマが出てきたことは心強かった。

一方で筆者は、『ポロ』には点を投じなかった数少ない1人となった。

ポロもよくできたクルマには違いないが、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に相応しいかといえば、そうは思わなかったし、もっとほかに点を与えたいクルマがあったので、結果的に配点しなかった。持ち点の25点を5台に配点するという台数の縛りがなければ、ポロにも配点しただろう。

岡本幸一郎|モータージャーナリスト
1968年富山県滑川市生まれ。学習院大学卒業後、生来のクルマ好きが高じて自動車メディアの世界へ。自動車情報ビデオマガジンの編集部員、自動車専門誌の記者を経てフリーランスへ。「クルマ好きのプロ」として、ユーザー目線に立った視点と幅広い守備範囲を自負し、近年はWEB媒体を中心に活動中。

《岡本幸一郎》

岡本幸一郎

1968年、富山県生まれ。学習院大学を卒業後、自動車情報映像の制作や自動車専門誌の編集に携わったのち、フリーランスのモータージャーナリストとして活動。幅広く市販車の最新事情を網羅するとともに、これまでプライベートでもスポーツカーと高級セダンを中心に25台の愛車を乗り継いできた経験を活かし、ユーザー目線に立った視点をモットーに多方面に鋭意執筆中。日本自動車ジャーナリスト協会会員。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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