VWグループ世界販売、9.8%増…10月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
ティグアン
ティグアン 全 4 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループは12日、10月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダを含むグループの総販売台数は61万2200台。前年同月比9.8%増だった。

画像:VWの主力車種

今年1〜10月の累計世界販売は、598万台。前年同期比は12.4%増と伸長した。市場別では、中国が38.4%増の165万台をセールスし、同社の世界販売を牽引。米国も20.7%増の29万5900台と、好調が持続する。

欧州は、前年同期比0.2%増の278万台と、かろうじて前年実績をクリア。しかし地元ドイツでは、19.7%減の85万9300台にとどまった。好調なのはインセンティブ特需に沸くロシアで、31.8%増の10万5000台を売り上げている。

ブランド別では、フォルクスワーゲンの乗用車部門が、前年同期比12.2%増の378万台を販売。アウディは16.4%増の91万6900台、シュコダが11.9%増の63万8200台、セアトが前年同期とほぼ同じ28万5200台となった。

フォルクスワーゲングループのクリスチャン・クリングラー販売担当取締役は、「我々は引き続き、世界市場におけるシェアを拡大中。通年での販売新記録達成に向かっている」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る