【ロサンゼルスモーターショー10】三菱 i-MiEV、米国価格は補助金なしで250万円

自動車 ニューモデル モーターショー
i-MiEV 北米仕様
i-MiEV 北米仕様 全 12 枚 拡大写真

三菱自動車は17日、ロサンゼルスモーターショーにおいて、北米仕様の『i-MiEV』を正式発表した。同時に、ベース価格は約3万ドル(約250万円)と公表された。

北米仕様のi‐MiEVの大きな特徴が、日本仕様とは異なる専用ワイドボディ。これは、現地ユーザーの要望に合わせた変更だ。三菱によると、大人4名がゆとりを持って乗車できるスペースを確保しているという。

ボディサイズは、全長3680×全幅1585×全高1615mm。日本仕様と比較すると、285mm長く、110mmワイドで、5mm背が高い。前後バンパーは、米国の衝突安全基準に合わせて、大型化。トレッドも110mm広げられ、前1420mm、後ろ1380mmとなった。車両重量は1172kgと、日本仕様よりも72kg増している。

また、三菱は米国でのi‐MiEVの価格もアナウンス。約3万ドル(約250万円)のベース価格で、2011年11月から、米国の一部エリアで発売。その後、2012年末までに、全米に販売エリアを拡大する。なお、この価格は、米政府などからの補助金適用前のもの。実質価格は、さらに引き下げられると予想される。

このプライスは、日産『リーフ』の3万2780ドル(約275万円)を下回る設定。三菱は、戦略的プライスを武器に、米国でのi‐MiEV拡販に乗り出す構えだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る