【ロサンゼルスモーターショー10】家族で乗るならリムジンもミニバン!

自動車 ニューモデル モーターショー
トヨタのミニバンをリムジンに仕立てた シエナSWS
トヨタのミニバンをリムジンに仕立てた シエナSWS 全 12 枚 拡大写真

今回、ロサンゼルスモーターショーでトヨタ系のブースでは、カスタムカーやレーシングモディファイが施されたド派手なモデルが数多く見受けられた。中でもひと際異彩を放っていたのが、ミニバン『シエナ』をリムジンに仕立てた『シエナSWS』だ。

シエナSWS(SWAGGER WAGON SUPREME)は、米国仕様のミニバン、シエナをベースに全長を44インチ(111.76cm)も延長しリムジンに仕立てたカスタムカー。お父さんも子どもも家族みんなで楽しいリムジン、がコンセプトのようだ。

お父さん、お母さん用のキャプテンシートはグレーレザーでまとめられ落ち着いた空間を、いっぽう子ども用のリアシートは赤、青、紫とカラフルに彩られ見た目にも楽しさを演出する。また、天井には8フィート(約2m44cm)もの長さのアクリルがはめ込まれ、明るい車内を実現した。

リアシートの座席下には引き出しも備えられ、子どものおもちゃが満載だ。天井からのびるモニターを使い、車内でXBOXやDVD鑑賞を楽しむ事もできるという。JBLのサウンドシステムも搭載し、音響効果も高められた。さらに冷蔵庫やパソコン、ガラスの戸棚までも備え付けられており、まるで「走る我が家」といったことろ。

そんなアットホームなインテリアとは裏腹にエクステリアはかなりアグレッシブだ。20インチのクロームメッキホイールはKMC製で、これにニットー製のタイヤを合わせた。さらに限界まで車高を落としている。またサイドステップには照明が取付けられ、足下を怪しく光らせる。リアにはスポイラー、4本出しのマフラー、クリアレンズを装着し、「スポーツ感」と「悪っぽさ」を演出している。

ちょっと家族みんなでお出かけに、といった使い方は出来そうにないが、ヤングアメリカンなパパをターゲットにした、米国ならではのカスタムと言えるだろう。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る