商用車の燃費など規格・基準を統一へ…日米欧メーカー協調

自動車 ビジネス 企業動向

米国、欧州、日本の大型商用車メーカーとエンジンメーカーは、米国シカゴで「第8回大型車グローバルミーティング」を開催、道路貨物輸送関連のエネルギー効率を効果的に改善し、燃料消費量を削減するため、日米欧の規制当局間で協力を密にすることを呼びかける共同ステートメントをまとめた。

グローバルミーティングは、ナビスターのダニエル・ウスティアン会長・社長兼CEOが主催、10社を超える世界の大型車メーカー首脳がシカゴに集まり、燃費や温室効果ガスの排出削減、ディーゼル燃料規格、大型車・エンジンの規制と認証に関連したテーマについて議論した。

この中で各メーカー首脳は燃費改善と温室効果ガス排出削減に向けた取り組みの重要性を確認。その上で商用車メーカーにとって統一的な規格・要件のもとでスケールメリットが得られるよう、政府・地域横断的に車両や燃料に関する要件を調和させることが重要との認識で一致した。

会議では、燃料規格、試験方法、燃費改善/温室効果ガス排出削減に関連した認証手続と方法の調和に向け、政府機関との協力に向け、継続的に連携していくことで合意した。

最後に日野自動車の白井芳夫社長は、2011年の会議を日本で開催することを各メーカー首脳に案内した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る