【ロサンゼルスモーターショー10】日産 フーガHV…レクサス GS 超えた燃費性能

自動車 ニューモデル モーターショー
インフィニティ M35h
インフィニティ M35h 全 5 枚 拡大写真

日産の高級車ブランド、インフィニティは17日、ロサンゼルスモーターショーにおいて、『M35h』(日本名:日産『フーガハイブリッド』)を北米初公開した。

すでに同車は、今年9月末のパリモーターショーでワールドプレミアを飾っている。しかし、欧州ではガソリンハイブリッドよりもディーゼルが主流。そこでインフィニティは、M35hのメイン市場を北米に据え、今回のロサンゼルスで大々的に披露した。

インフィニティがアピールするのが、最大出力350psオーバーのモデルで、唯一の30マイル/ガロン(約12.75km/リットル)の燃費性能を実現している点だ。M35hは、3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせ、トータル出力360psを発生。それでいて、米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地10.63km/リットル、高速12.75km/リットルだ。インフィニティは、「4気筒エンジン並みの燃費性能」と燃費の良さを強調する。

同じハイブリッドのライバル、レクサス『GS450h』が、トータル出力340psという点にフォーカスを当てたとも受け取れるインフィニティのPR戦略。ちなみに、レクサスGS450hのEPA燃費は、市街地9.35km/リットル、高速10.63km/リットルと公表されている。

《森脇稔》

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