電子学術書配信の実証実験---京セラグループと慶大

自動車 テクノロジー ネット
慶応大の電子学術書配信 実証実験イメージ
慶応大の電子学術書配信 実証実験イメージ 全 1 枚 拡大写真

京セラの子会社、京セラコミュニケーションシステムは、京セラ丸善システムインテグレーション、慶應義塾大学メディアセンター(図書館)と共同で、12月15日から慶応大の学生・教職員約3万8000人を対象に、電子学術書配信の実証実験を開始する。

インターネット経由で電子ジャーナル、電子出版物の利用が世界的に広まっている中、日本語の電子学術書は、英語圏や中国語圏のものと比較して普及が遅れている。

大学図書館と学術出版社などが共同で、日本語の学術書の実際のデジタル化・運用に当たってどのような課題があるか調査することを目的に、実証実験を行う。

実証実験では、学術出版社から提供された学術書をデジタル化し、慶應義塾大学メディアセンターで学生・教職員が利用した上で、意見や評価を調査・分析する。これによって教育機関での電子書籍の利用モデルを検証する。

携帯型タブレット端末やスマートフォンなど、新しいメディアが登場しているため、実証実験では特定の環境に依存せず、さまざまなOSや端末、ファイルフォーマットに対応し、学生・教職員の多様なライフスタイルに合わせた学習環境を提供するオープンな電子学術書プラットフォームを目指す。

電子配信の学習用途での実用性、有効性を評価し、教育機関で今後の電子書籍、電子教材の普及促進、情報通信技術による教育の質の向上を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  3. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る