車載端末とスマートフォンを連携、ルネサスがインターフェース規格を開発

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ターミナルモードのデモ機
ターミナルモードのデモ機 全 1 枚 拡大写真

ルネサス・エレクトロニクスは、車載情報機器とスマートフォンなどの携帯端末を連携させるインタフェース規格『ターミナルモード』をカーナビ向けSoC搭載のデモ機で実現した。

ターミナルモードは、車載電子制御ユニット(ECU)と携帯機器間のインタフェースの標準化組織「CE4A」が定め、ノキアが推奨するインタフェース規格。車載情報機器のディスプレイ画面上からスマートフォンの操作が可能となる。ナビ機能が無い車載情報機器でも、スマートフォンの持つナビ機能を車載ディスプレイに表示できるなど、スマートフォンの機能を車内に取り入れることができる。

今回のデモ機は、ルネサスのカーナビ向け半導体で培ってきた技術ノウハウを活かし、カーナビ向けSoCにオープンOSであるLinuxを実装し、その上にターミナルモードを実装することで実現した。

同社では12月1日~3日に横浜市のパシフィコ横浜で開催される「組込み総合技術展(ET2010)」でターミナルモードのデモ機を出展するほか、2011年1月6日~9日に米国ネバダ州ラスベガス市で開催される展示会「2011インターナショナルCES」でノキアブースに展示する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る