太陽光での発電量を予測するシステム、三菱重工メカトロが開発

自動車 ビジネス 企業動向

三菱重工メカトロシステムズは、日本気象協会(JWA)の予測データを使って太陽光発電設備の発電量を予測するシステムを開発、12月から販売開始する。

太陽光発電を導入した工場・設備で、計画的な省エネなどに利用してもらうもの。JWAの予測データを使って汎用の太陽光発電量予測システムを実用化するのは国内で初めて。今後、システムを活用した提案営業を積極的に展開していく。

今回開発した太陽光発電量予測システムは、JWAの総合数値気象予測システムの日射量予測データを使って、太陽光発電設備の33時間先まで1時間間隔の予測発電量を計算し、統計的な補正を加えた上で、翌日の日の出から日没までの太陽光発電量を割り出し提供する。すべての太陽光発電設備に適応できる。

同社は今後、太陽光発電を導入した事業所などを対象に、予測システムをエネルギー管理システムと組み合わせて、工場の計画的な省エネや電力運用、デマンド制御などに活用してもらう。また、予測データの配信サービスや、太陽光発電計測表示システムへの組み込みなど、新たなサービス分野の開拓も検討していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る