GM中国販売32.7%増、200万台突破…1-11月実績

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GMは2日、中国における11月新車販売の結果を公表した。総販売台数は、11月としては過去最高の19万6990台。前年同月比は11.2%増と、引き続き好調だ。

GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。11月新車販売は、上海GMが10万5097台で、前年同月比33.4%の大幅増。SAIC‐GMは、8万4879台を売り上げる。

上海GMでは、シボレーブランドが前年同月比47.7%増の5万8977台をセールス。09年4月に投入したコンパクトセダン、『クルーズ』が初の月間2万台超えとなる2万3843台を販売。前年同月比は71.8%増と大躍進を遂げた。今年頭にリリースされた小型ハッチバックの新型『セイル』も、1万5056台と人気を集める。

ビュイックブランドは11月、前年同月比19.7%増の5万1254台を販売。ロワミディアムモデルの『エクセル』が、前年同月比38.6%増の3万0830台を売り上げた。キャデラックブランドも『SRX』を中心に、1833台を登録する。

09年8月に設立されたトラック合弁のFAW‐GMは、6710台の実績を残した。

GMの今年1‐11月中国新車セールスは、前年同期比32.7%増の217万2395台。11月4日時点で200万台を超えており、GMは「中国で年間200万台以上を売り上げた初のグローバル自動車メーカーとなった」と語っている。

《森脇稔》

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