東京ガス、羽田空港近郊に水素ステーションを新設

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羽田水素ステーション
羽田水素ステーション 全 2 枚 拡大写真

東京ガスは、羽田空港に近い大田区京浜島に水素ステーション「羽田水素ステーション」を建設し、12月15日に開所する。

今回新設する水素ステーションは、経済産業省が進める水素利用社会システム構築実証事業の「水素ハイウェイプロジェクト」の一環で、水素供給・利用技術研究組合から委託を受けて建設・運用する。

ステーションは、既存の天然ガススタンドに併設し、都市ガスを改質して水素を製造、その際に発生するCO2を分離・回収する。天然ガススタンド併設型の水素ステーションは日本初。水素ステーションで供給する水素を製造しながら、CO2を分離・回収するのも日本で初めて。

今回の実証では、1時間あたり一般家庭1件が約半月で使用する都市ガスに相当する19N立方mの都市ガスを原料に、燃料電池自動車の乗用車クラス約1.5台分にあたる50N立方mの水素を製造する。同時に生産時に発生する10kgのCO2を液体で回収し、工業用原料として有効利用する方法などを検討する。

ステーションは、12月16日から羽田空港~都心間を定期運行する「燃料電池バス」に水素を供給する。

東京ガスでは、水素ステーションの運営で、運転データの収集や水素ステーション利用者へのアンケート調査などを実施し、水素供給事業の実用化に向けた課題の抽出と解決につなげる。

《レスポンス編集部》

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