三菱、タイ政府とEV普及に向けた共同研究で合意

エコカー EV
i-MiEV(写真は日本仕様)
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三菱自動車工業は9日、タイ政府と電気自動車(EV)の実証走行試験に向けての共同研究の実施に合意したと発表した。

タイでの生産・販売会社である、ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)を通じ、EV『i-MiEV』の将来的な市場導入に向けた取り組みを開始する。

一方タイ政府は、工業省の指揮のもと、関係省庁との横断的な組織を発足させ、EVプロジェクトを推進していく。

タイ工業省は自動車産業育成政策で既にEVの振興を掲げているが、今回の三菱とのEV共同プロジェクトのスタートにより、タイでのEVの受容性、市場性を調査する他、ユーザーサポートシステム、充電インフラの拡充など、EV普及に向けた具体的な検証を進める。

三菱の益子修社長は、「タイでのEV普及は、環境負荷の軽減に貢献できるばかりでなく、タイの次世代自動車産業において競争力強化につながる重要な要素になるものだと確信している」と語っている。

《宮崎壮人》

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