『危なかッター』受賞作品を発表…日頃の些細な不注意

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大賞は歩きながらの携帯電話使用によるヒヤリ体験! 社団法人東京指定自動車教習所協会(本部:東京都府中市)は10日、道路での危険な場面や、ヒヤリとした体験をテーマとした「第1回「ヒヤリ体験」投稿キャンペーン!!『危なかッター』」について、入賞作品を発表した。

2010年9月に実施された「秋の全国交通安全運動」の一環として、東京指定自動車教習所協会が交通安全の啓蒙を目的に、道路での危険な場面や、あわや交通事故というようなヒヤリとした体験を募集した。

これには2149作品の応募があり、投稿作品に対してウェブサイト上でユーザー投票を受け付けた結果、2万8703票が投票された。さらに東京指定自動車教習所協会会員による審査を経て選ばれた『危なかッター賞』1作品と、ユーザー投票により選ばれたカテゴリー賞8作品、計9作品の入賞作品が決定した。

「キャンペーンに寄せられた作品には、全体を通して、“日頃の些細な不注意”が引き起こす『ヒヤリ体験』が多くみられた。受賞作品は、つい誰もがしてしまいがちな日常の行動に潜む危険を端的に表現している」と東京指定自動車教習所協会関係者は評価する。

危なかッター賞
「携帯見ながら歩行中、気がついたら赤信号を渡りかけてた。危なかッター。」
※各カテゴリーの投票上位10作品、合計40作品の中から東京指定自動車教習所協会広報委員会の選考により決定。

カテゴリー賞:クルマカテゴリー
「夕日が逆光で眩しくて、赤信号に変わった事が分からなかった。危なかッター。」

カテゴリー賞:バイクカテゴリー
「カーブを曲がったら信号無視した歩行者が横断歩道を渡ってた。慌ててブレーキを掛け、お尻を滑らせながら何とか停止。」

カテゴリー賞:歩行者カテゴリー
「信号のない交差点で、クルマが譲ってくれたので渡ろうとしたら、その後ろから自転車が走ってきて、ぶつかりそうになった。危なかッター。」

カテゴリー賞:自転車カテゴリー
「解けた靴紐がチェーンに巻き込まれて転倒しそうになった。危なかッター。」

※カテゴリー賞はウェブサイト上でのユーザー投票により決定。

《高木啓》

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