【広州モーターショー10】日産、新型グローバルセダンを世界初公開

自動車 ニューモデル モーターショー
日産サニー
日産サニー 全 8 枚 拡大写真

日産自動車は12月20日から開幕した「第8回広州モーターショー」で、新型のグローバルセダンを世界初公開した。

モデル名は『サニー』(中国名『陽光』)で、東風汽車との合弁会社東風日産の広州花都工場で生産し、2011年1月から中国市場に投入する。

新型サニーは、30歳前後のヤングファミリーをターゲットとし、「躍動感あふれる堂々としたスタイリング」、「広く快適な室内空間」、「クラストップレベルの燃費性能」を重視して開発、高い成長が見込まれる中国の中級セダン市場を開拓していく。

外観は、流れるようなシルエットのキャビンと彫刻的で抑揚のある面表現をしたボディサイドが特徴。四隅に力強く張り出したフェンダーなどでセダンらしさを強調する。流麗なフォルムやフェンダーの形状、トランクリッド後端のスポイラー状の造形は、空力特性を考慮、燃費向上にも貢献する。

室内は、クラストップレベルの広さを実現した。後席は上級セダンを上回るニールームと、広々とした前方視界などにより快適性の向上を図った。

中国では初採用となるデュアルインジェクターを採用した1.5リッター「HR15DE」エンジンに、副変速機付新世代エクストロニックCVT(無段変速機)を組み合わせ、加減速の多い街中での扱いやすさと余裕ある高速性能、クラストップレベルの燃費を両立した。

サスペンションには、フロントにマクファーソンストラット、リヤにトーションビームを採用し、ハンドリングの良さと快適な乗り心地の両立を図った。

中国での価格は8万2800~11万2800人民元(104万~142万円)の予定。

グローバルセダンは、中国市場への投入に続き、2011年以降、世界170か国に順次投入する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る