クライスラーグループは20日、新型『300』(日本名:『300C』)の概要を明らかにした。
現行300は、2004年にデビュー。1950年代のマッスルセダンを彷彿させる迫力のスタイルや、V型8気筒「HEMI」エンジンが生み出す力強い走りが人気を集めている。日本では、300Cとして販売中だ。
その2代目モデルは、現行型で好評のレトロ&モダンなスタイリングをいっそう進化させて登場。クライスラーのアイデンティティといえる大型メッキグリルに、アウディ風のLEDヘッドランプを組み合わせた表情が、新しさをアピールしている。
インテリアは上級サルーンにふさわしい素材を吟味。ナッパレザーを使ったシートや本木目パネルが用意され、いっそうのプレステージ性が追求された。クラス最大級の8.4インチモニターやブルーの照明類も目を引く。
エンジンに関しては公表されていないが、5.7リットルV型8気筒「HEMI」と、3.6リットルV型6気筒が設定されると見られる。
新型300Cは、2011年1月10日に開幕するデトロイトモーターショーで正式発表。米国では2011年春、発売されることが決定している。