ダイフク、富士通と共同で中国子会社の生産管理システムをリニューアル

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ダイフクは、中国でマテリアルハンドリングシステムの需要拡大に対応するため、中国・上海にある生産拠点の大福(中国)物流設備の生産管理システムを富士通と共同でリニューアルした。

ダイフクは、新システムの導入で生産プロセスを標準化して生産性の向上を図るとともに、納期の短縮やコストダウン、仕様要求の変化に柔軟に対応する。同時に会計、販売管理、在庫管理システムなどとも連携、収益管理を強化する。

ダイフクは、生産・流通業に対する構内物流システム構築のためのマテリアルハンドリングシステムの開発・販売・製造・サポートまでを提供しており、すでに売上の50%以上を海外が占める。特に、中国は海外最大の市場と位置づけており、マテリアルハンドリングシステムの需要拡大への対応を検討してきた。

今年1月に、大福(中国)の会計、販売管理、在庫管理システムをSAPに移行。今回、大福(中国)物流設備の生産管理システムについてもSAPに刷新することで、システムのガバナンスを強化し、製品ごとに異なる生産プロセスを標準化、見える化し、生産性向上に取り組む。加えて個々のプロジェクトの進捗や収益をリアルタイムに管理できるため、納期や予算を遵守したプロジェクト管理体制を構築する。

《レスポンス編集部》

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