トヨタ東京自動車大学校は21日、2010年度から導入した「トヨタ東自大ハイブリッド検定」の2級および1級の初回の試験を実施した。
7月に実施した第1回は、3級のみの実施となっていたが、今回は更にハイブリッド車に関する専門的な知識を習得し、整備技術のスキルアップを図るため、前回の3級合格者に対して2級・1級の検定試験を行った。
試験では、2級はハイブリッド車の知識に加え、最近の自動車を整備する上で必要不可欠な電気に関する知識も含まれた。1級は筆記試験だけでなく、顧客応対力を確認するための口述試験も用意した。
検定には671名の学生が参加し、1級は3名、2級は234名、3級は74名の学生が合格。合格証および作業服の胸に付ける同校オリジナルの合格ワッペンが授与される。
検定試験は年間2回のペースで実施する。