東芝、フランスでスマートコミュニティ実証事業に参加

自動車 ビジネス 企業動向
リヨン市旧市街(資料画像)
リヨン市旧市街(資料画像) 全 4 枚 拡大写真

東芝と東芝ソリューションは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が行う「フランス・リヨン再開発地域でのスマートコミュニティ実証事業」に実施可能性の調査の委託先に選定された。調査期間は2011年3月末まで。

実証事業はフランス第二の都市であるリヨン市で、都市再開発に合わせて新築されるビルに省エネルギーを達成するための関連技術を導入し、情報通信技術を使って太陽光発電遠隔監視システムや電気自動車の充電・課金システム、都市再開発地域内でのエネルギー管理などの仕組みの導入を検討する。

東芝グループは、実証事業で3つの分野の事業化調査を一括で受託した。

一つ目の分野では、都市再開発で新設されるビルのエネルギー最適化のためのビルディング・エナジー・マネージメント・システムの構築について検討する。二つ目は、電気自動車の充電・課金インフラを含めたエリア内交通インフラの構築について、三つ目が住宅・ビルなどの情報通信技術を活用したエネルギー管理システムを検討する。

東芝グループは、実証事業を通して、都市再開発の中で省エネビル・電気自動車などを含む需要サイドから供給サイドまでを組み込んだスマートコミュニティに関するさまざまな技術に実用化の可能性とその効果について検証する。

東芝は、これまで米国ニューメキシコ州での日米スマートグリッド実証やインドでのデリー・ムンバイ産業大動脈構想、中国での天津市環境都市プロジェクトなどの海外でのスマートグリッド・スマートコミュニティ関連事業に参画している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  3. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  4. Z世代に人気、ヤマハ『ファッジオ』がまもなく上陸…2025年上期のモーターサイクル記事ベスト5
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る