ランボルギーニ ムルシエラゴ 後継、新型トランスミッションを搭載

自動車 ニューモデル 新型車
新型車に搭載されるV12エンジンと新開発のトランスミッション
新型車に搭載されるV12エンジンと新開発のトランスミッション 全 1 枚 拡大写真

ランボルギーニは『ムルシエラゴ』の後継モデルとして開発中の新型車に、700psを発揮する新開発のV12エンジンと、独自のトランスミッション「ランボルギーニISR」を搭載すると発表した。このトランスミッションは、日常の使い勝手と、スーパースポーツの走りを両立するという。

ムルシエラゴの後継車は『アベンタドール』とされ、V12エンジンを搭載する同社のフラッグシップモデルとなる。このエンジンは最高出力700ps、最大トルク690Nmとスーパースポーツの世界にも強烈なインパクトを与えるパフォーマンスを誇る。

また、完全新設計としており、クランクケースと4バルブシリンダヘッドにアルミニウム・シリコン合金を採用するなどにより、エンジン重量235kgと超軽量かつコンパクトに仕上げた。エンジン重量1kgあたりの出力は約3psに達する。

さらにこのエンジンに組み合わせられるトランスミッション「ランボルギーニISR」は、デュアルクラッチ・トランスミッションと比較しても約50%短いシフトタイムに、マニュアルトランスミッションの軽量さとコンパクトさを兼ね備えるという。VWが採用する「DSG」に似た特徴を持ち、シフティングロッドがギヤを分離する間に、別のシフティングロッドが次のギヤを噛み合わせるというもの。ISR単体でわずか79kgと軽量で、車体のパフォーマンス向上に貢献する。

これら新開発パワートレインを搭載する新型車の詳細は、2011年3月のジュネーブモーターショーで明らかになるとされている。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る