ホンダ米国販売、主力3車が好調…2010年実績

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米国ホンダは4日、2010年の新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は123万0480台で、前年比は7.6%増(季節調整済み)となった。

ホンダブランドの乗用車系では、主力車種の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が前年比8.1%増の31万1381台を販売。この中で、09年11月に発売された『アコードクロスツアー』は、2万8851台を占める。『シビック』は、0.8%増の26万0218台だ。

一方、『フィット』は、前年比18.7%減の5万4354台と後退。ハイブリッドでは、新型『CR-Z』が5249台をセールス。『インサイト』は2.6%増の2万0962台を売り上げる。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、10年9月末に新型を発売した『オデッセイ』が、前年比8.7%増の10万8182台。大型SUVの『パイロット』も、22.8%増の10万2323台と好調だ。主力車種の『CR-V』も、前年比7.2%増の20万3714台をセールスしている。

アキュラブランドの乗用車系では、主力の『TSX』が前年比12.7%増の3万2076台。『TL』も1.9%増の3万4049台と売れた。フラッグシップサルーンの『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)も、0.4%増の2037台と健闘した。

SUVでは、09年12月にマイナーチェンジを受けた『MDX』が、前年比52.4%増の4万7210台。『RDX』も48.5%増の1万4975台と好調だ。09年12月に発売された新型『ZDX』は、3259台を売り上げている。

米国ホンダの2010年新車販売の内訳は、ホンダブランドが前年比5.6%増の109万6874台、アキュラブランドが27.2%増の13万3606台。米国ホンダのジョン・メンデル副社長は、「アコード、シビック、CR-Vの主力3車を中心に、2010年の販売は好調だった。2011年も新型車の投入などで、この好調を持続させたい」とコメントしている。

《森脇稔》

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