フォード米国販売、4年ぶりにトヨタ超え…2010年実績

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北米市場2010年販売
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フォードモーターは4日、2010年の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は193万5462台で、前年比は19.4%増。トヨタを上回り、4年ぶりに2位の座に返り咲いた。

ブランド別では、フォードが前年比21.5%増の175万6439台、リンカーンが3.6%増の8万5828台、廃止が決まっているマーキュリーが1%増の9万3195台だった。

フォードブランドの乗用車系では、主力セダンの『フュージョン』が前年比21.3%増の21万9219台。2011年初頭に新型を投入する『フォーカス』も、7.5%増の17万2421台と健闘する。

2011年モデルでエンジンを一新した『マスタング』は、前年比10.6%増の7万3716台。10年夏に新発売のコンパクトカー、『フィエスタ』は2万3273台を売り上げている。

フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラートラックの『Fシリーズ』が、前年比27.7%増の52万8349台を販売。SUVの『エスケープ』は10.4%増の19万1026台、クロスオーバーの『エッジ』も34%増の11万8637台と支持された。

リンカーンブランドでは、『MKZ』が前年比2.1%増の2万2535台、『MKX』が2.3%増の2万1932台と堅調だ。

マーキュリーブランドでは、エスケープの兄弟車の『マリナー』が、前年比4.3%増の2万9912台。フュージョンの兄弟車の『ミラン』は、5.5%増の2万8912台だった。

フォードモーターの前年比19.5%増は、GMとクライスラーグループを上回り、米ビッグ3では最大の伸び。同社のケン・クズベイ副社長は、「2011年も、高品質で燃費性能に優れるラインナップを展開していく」と、意気込みを語っている。

《森脇稔》

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