ヒュンダイモーターアメリカは4日、2010年の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、過去最高の53万8228台。前年比は23.7%増と、主要13社中、最高の伸び率を示した。
乗用車系では、新型を10年2月に発売した『ソナタ』が、前年比63.8%増の19万6623台と牽引。高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』も、33%増の2万9122台と伸長した。モデル末期の『エラントラ』も、28%増の13万2246台を売り上げる。
SUV系では、09年12月に新型に切り替わった『ツーソン』が、前年比156.9%増の3万9594台を販売。しかし『サンタフェ』は、4.6%減の7万6680台にとどまった。
ヒュンダイモーターアメリカのジョン・クラフシック社長兼CEOは、「2011年は新型エラントラと『ソナタハイブリッド』を投入。新型『エクウス』のセールスも本格化する」と語り、さらなる販売増を目指す構えだ。