トヨタ車体網岡社長「新しい育成出向制度を導入」

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トヨタ車体の網岡卓ニ社長は、トヨタ車体健保会館で社員に向けた年頭挨拶で今後の重点課題として「完成車メーカーとしてビジョンの具体化・海外事業の拡大・人材育成」の3点を掲げた。

完成車両メーカーとしてビジョンの具体化では「ミニバン・SUV・商用車の完成車両メーカーとして世界ナンバーワンになる」ビジョンをさらに具体化していく。

トヨタの次期ミニバン開発では、同社はエンジンルーム内や床下などのレイアウト設計を担当しながら、車両トータルでの企画も同社が中心となって進めており、トヨタ自動車に出向者を送るなどして現地実習による技術習得を図っていく。

また、海外事業の拡大では、2011年は念願だった北米での事業開始に向けて「オートパーツマニュファクチャリングミシシッピが稼働を開始する重要な年となる。何としても万全に立ち上げて成功させることが、今後の海外事業拡大の鍵を握る」としている。

さらに、事業戦略を支える人材育成を強化する。各部門で進めている専門教育や研修は確実に実行に移していくとともに、今年は若手社員にトヨタ自動車や国内外の子会社に出向させ、現地で経験を積むという新しい育成出向制度を導入する方針。次世代を担う人材育成に注力する。

《レスポンス編集部》

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