【ダカール11】VWとBMWの死闘続く

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VWサインツ車
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1月1日にアルゼンチン、ブエノスアイレスを出発したダカールラリーは7日にチリ、アリカに到着、8日に同地で休息日を迎えた。4輪部門総合首位はフォルクスワーゲン「レース・トゥアレグ」のカルロス・サインツ/ルカス・クルス組(VWモータースポーツI)。

[写真12点]

2位は2分42秒差で同じくVWのナセル・アルアティヤ/ティモ・ゴットチャルク組(VWモータースポーツII)、3位はVW勢に対する最大のライバルと目されるBMW「X3 CC」のステファン・ペテランセル/ジャンポール・コトレ組(モンスターXレイド)が首位から14分51秒差。

6回のレグのうちサインツ/クルス組が4回のステージ勝利、アルアティヤ/ゴットチャルク組、ペテランセル/コトレ組がそれぞれ1回ずつ。また10位までにVWが4台、BMWが3台、MINI、三菱、日産が1台ずつとなっている。

注目されるMINI「カントリーマン」のゲルラン・シシェリ/ミシェル・ペラン(モンスターXレイド)は9位。日本人ドライバーはトヨタ「ランドクルーザー」の三橋淳/アラン・ゲネック組(チームランドクルーザー)が総合16位でT2クラス首位、同僚の寺田昌弘/田中幸佑組は総合40位でT2クラス4位だ。

カミオン(トラック)部門総合首位はカマズ「4326」のフィルダウス・カビロフ/アイダル・ベリヤエフ/アンドレイ・モケエフ組(カマズ・マスター)。日野「レンジャー」の菅原照仁/鈴木誠一組(日野チームスガワラ)は11位、同チームの菅原義正/杉浦博之組は13位。

二輪部門総合はKTM「450ラリーファクトリー」のマルク・コマ(KTM MRW ラリーファクトリーチーム)が首位を走り、クォッド部門総合首位にはヤマハ「ラプター700」のアレハンドロ・パトロネッリがいる。

ダカールラリーはブエノスアイレスを起終点とする南米横断周回コース5020kmで競われ、9日にアリカで折り返し、15日にブエノスアイレスに戻ってくる予定だ。

《高木啓》

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