【デトロイトモーターショー11】キアのガルウィングミニバン KV7…エルグランド 対抗か

自動車 ニューモデル モーターショー
KV7
KV7 全 6 枚 拡大写真

キアモーターズは10日に開幕したデトロイトモーターショーにおいて、コンセプトカーの『KV7』を初公開した。

KV7は、キアが北米のバン(日本のミニバンよりもひと回り大きい)セグメントに参入するために開発したコンセプトカー。キアの南カリフォルニアのデザイン部門が手がけたボディは、ボクシーなスタイルが目を引く。

そのボディサイズは、全長4873×全幅2033×全高1729mm、ホイールベース3100mmと圧倒的な存在感。日産『エルグランド』の北米版、『クエスト』(全長5100×全幅1970mm、ホイールベース3000mm)と比較しても、遜色はない。

またKV7は、ガルウィングタイプの後席ドアを採用。フロントにはLEDヘッドライト、足元には20インチの巨大なアルミホイールを装備する。インテリアは、ミニラウンジ、回転シート、ウッドフロア、タッチスクリーンモニター、Wi-Fi対応など、豪華な空間に仕立てられた。

エンジンは、ゼータと呼ばれる直噴2.0リットル直列4気筒ターボの「GDI」。最大出力は285psとV6並みでありながら、4気筒の燃費を実現する。トランスミッションは6速ATだ。

キアモーターズアメリカのチーフデザイナー、トム・カーンズ氏は、「バンセグメントには、広さとくつろぎが必要。KV7には、バンに求められる要素がそろっている」と、自信たっぷりにコメントしている。

《森脇稔》

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