ケーターハムからサーキット専用車…0-96km/hは2.5秒

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
SP/300.R
SP/300.R 全 7 枚 拡大写真

ケーターハムカーズは13日、英国バーミンガムで開幕したオートスポーツインターナショナルショーにおいて、ケーターハム-ローラ『SP/300.R』を初公開した。

画像:ケーターハム-ローラSP/300.R

同車は、ケーターハムとF1マシンなどを手がけるローラが共同開発したサーキット専用車。サーキットで本領を発揮する究極の軽量スポーツを提案する。

オープンボディのSP/300.Rは、低く構えたシルエットが特徴。大型リアウィングをはじめ、エアロダイナミクス性能は徹底追求された。

アルミ製シャシーのミッドシップに収まるのは、フォード製の2.0リットル直列4気筒ガソリンにスーパーチャージャーを追加したユニットで、最大出力300psを発生。ヒューランド製のセミオートマチックトランスミッションと600kgの軽量ボディにより、0-96km/h加速2.5秒、最高速274km/hのパフォーマンスを実現する。

サスペンションはサーキットの特性に合わせた細かい設定が可能で、ブレーキはAPレーシング製。ロールケージや6点式シートベルト、消火器など、レース参戦に必要な安全基準も満たす。

このSP/300.Rは年間25台程度が生産され、2012年から開催予定のワンメークレースに投入。英国価格は、6万ポンド(約790万円)だ。ケーターハムによると、公道走行可能バージョンの発売も計画しているという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]
  5. スバル製スーパーカー登場!「パフォーマンスE STIコンセプト」に盛り込まれた新技術と、伝統への敬意…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る