【CES 11】トヨタのテレマティクスはスマートフォン連携

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Entuneのメインメニュー。全6項目から利用したいサービスを選択することから始める
Entuneのメインメニュー。全6項目から利用したいサービスを選択することから始める 全 6 枚 拡大写真
トヨタは、ラスベガスで行われたCES 11に次世代マルチメディアシステム「Entune」を出展した。スマートフォンとの連携により、車内外を問わずサービスを提供することが可能となる。コンテンツの詳細をレポートする。

Entuneは、iPhoneを含むスマートフォンとカーナビをリンクさせ、カーナビのより幅広い活用を可能にしたもの。接続できるネットサービスは、「bing」や「ihertradio」、「MovieTickets.com」、「OpenTable.com」、「Pandra」などとなっている。

たとえばbingに接続すればネット検索と同じようにカーナビに収録したデータにとらわれない最新の情報を元に目的地を設定できる。bingで検索できるポイントは16万を超え、OpenTableを使えば1万5000件ものレストランの予約ができるという。天気予報や交通情報、株式情報などの取得にも対応し、MobieTickets.comを使えば映画のチケット予約までも可能となる。

音楽再生はiheartradioなどインターネットラジオを使って楽しむことができる。Pandoraによってパーソナライズされた放送局を設定して再生でき、衛星ラジオであるXMを楽しめる。iheartradioは自動車メーカーとしてはトヨタが初めての対応になるという。

ざわついた会場では試すことはできなかったが、音声認識機能も搭載されている。ドライバーが安全にいつでも操作できるよう配慮するため搭載された。

スマートフォンとの連携は、このシステムの最大の特徴。専用サイトからスマートフォンにアプリをダウンロードすることで、スマートフォンでもカーナビと同じような利用が可能になる。車内だけでなく、クルマを降りてからもシームレスな使い方を実現する。スマートフォントの連携はBluetoothによって行われ、この接続をしているだけでアプリのアップグレードも自動的に行われる仕組みになっている。

《会田肇》

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