冷凍トラックのアイドリングストップ 給電システムを実証実験へ

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中部電力と東京電力は、ニチレイグループのロジスティクス・ネットワークと「冷凍トラック用アイドリングストップ給電システム導入に関する協定」を締結し、実証実験を行う。

実験では、低温物流に対応した冷凍荷室を搭載するトラックが、待機中に外部電源式冷凍トラック用アイドリングストップ給電システム利用による環境負荷の軽減効果や荷物への影響など、課題を検証する。

具体的には、ロジスティクスの協力を得て、中部電力と東京電力の2社が2011年3月末までにロジスティクスの春日物流センター(愛知県清須市)と船橋物流センター(千葉県船橋市)に給電システムを各1基設置し、待機中の冷凍トラックの荷室冷凍に活用する。トラックのアイドリングストップすることでCO2排出量の低減や、輸送会社の燃料(軽油)コストの削減、騒音低減による運転手の労働環境改善、近隣への騒音改善などを検証する。

また、利用状況を分析し、給電システム設置場所の適否や、給電システムの稼働率の向上策などについても検証する。期間は、今年4月から2014年3月までの3年間。

検証に伴う、2基の給電システム(冷凍トラック4台分)の導入によるCO2排出量の年間削減効果は約35トンで、一般家庭7世帯の年間CO2排出量に相当する。

《レスポンス編集部》

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