米自動車業界のカリスマ、ボブ・ルッツ…今度は電動スクーターメーカーに

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「キャリアの全てを、カレントモーターの電動スクーター普及活動に注ぎ込む」という
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GM、フォード、クライスラーの米ビッグ3を渡り歩き、GMを副会長で定年退職したボブ・ルッツ氏。同氏が今度は、米国の電動スクーターメーカーに「再就職」した。

ボブ・ルッツ氏を相談役として迎え入れたのは、米ミシガン州に本拠を置くカレントモーター社。同社はベンチャーEVメーカーで、最近では電動スクーターの開発に力を入れている。電動スクーターの普及に向けて、ルッツ氏のノウハウと豊富な人脈を活用しようというわけだ。

同社の電動スクーターは、ベーシックモデルで最高速が約90km/h、1回の充電での最大航続距離は約50km。価格は5999ドル(約40万円)から。

ボブ・ルッツ氏は、「カレントモーター社の製品は、消費者を振り向かせるだけの魅力がある。私のキャリアの全てを、普及に向けた活動に注ぎ込むつもりだ」とコメントしている。

《森脇稔》

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