【オートモーティブ ワールド11】和風デザインの3輪EV、受注開始

自動車 ニューモデル モーターショー
淀川製作所 Meguru
淀川製作所 Meguru 全 3 枚 拡大写真

淀川製作所は19日に開幕した「オートモーティブ ワールド2011」に和風デザインの3輪EV『Meguru』を出展した。この3輪EVは「中小企業の町、守口市(大阪府)をなんとか再生しよう」と、同社を含めて4社の中小企業によって昨年3月に製作された。

ボディは樹脂に上に和紙を貼って漆塗りで仕上げ、ドアは京扇子を模した360度開き。それに床面には本物の竹を使用。電気自動車というよりも、京都の公家が乗る御所車といったほうがふさわしい車である。そして、電池はリチウムを搭載し、フル充電で約40kmの走行が可能。最高速度は40km/hだ。

その反響は大きく、地元関西はもとより全国的に話題を呼び、展示会などで引っ張りだこになったという。もちろん、問い合わせをしてくる業者も多く、数か所からオファーが来たそうだ。

そこで、生産体制が確立したのを機に、このほど受注生産を開始。「現在、研究用に2台、販売用に2台製作しているところです。4月5日には発売第1号のセレモニーをやろうと考えています」と小倉庸敬社長。肝心の価格は100万円から150万円とのことだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る