ダイムラーと東レ、合弁生産部品は SL に採用…12年発売

自動車 ビジネス 企業動向
SLクラス
SLクラス 全 4 枚 拡大写真

独ダイムラーのバーラト・バラスブラマニアン副社長は24日、都内で会見し、東レと合弁で設立する新会社が製造する炭素繊維複合材料(CFRP)製自動車部品を2012年に発売するメルセデスベンツ『SL』クラスのデッキリッドインナーシェルに採用することを明らかにした。

ダイムラーによると同部品をCFRP製にすることで従来品に比べて45%軽量化できるという。またバーラト副社長は、CFRP製を採用に伴うコストについて「製造コストの削減などで吸収し、販売価格には反映しない」との考えを示した。

さらに合弁会社で製造するCFRP製部品についてバーラト副社長は「トランクリッドの試作を今始めている。最終的には車両全体に使えるようコストダウンに努めたい」とした。採用車種に関しては「車種は制限していない。我々はモジュールで部品を考えているので、将来的には色々な車種に採用していくことになる」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る