アストンマーチン V8ヴァンテージ に高性能モデル「S」

自動車 ニューモデル 新型車
V8ヴァンテージS
V8ヴァンテージS 全 9 枚 拡大写真

アストンマーチンは25日、『V8ヴァンテージS』を発表した。V8ヴァンテージの高性能バージョンに位置づけられる。

同車は『V8ヴァンテージ』と『V12ヴァンテージ』の間を埋めるモデルとして開発。V8ヴァンテージでは物足りない、でもV12ヴァンテージほどのパワーはいらない、という顧客に向けてリリースされる。

エンジンはV8ヴァンテージの4.7リットルV型8気筒ガソリンをベースに、吸排気系を専用チューン。最大出力は10psプラスの436ps/7300rpm、最大トルクは2kgmプラスの49.9kgm/5000rpmを獲得した。アストンマーチンによると、専用のエグゾーストが、さらに痛快なサウンドを奏でるという。

トランスミッションは、6速から進化した新開発の7速「スポーツシフト2」。シフトチェンジの時間を、従来よりも20%短縮することに成功した。

足回りは、スプリングやダンパーを専用チューン。大径フロントブレーキ、クイックステアリングレシオ、新しいDSC(ダイナミックスタビリティコントロール)などが採用されている。

内外装はスポーツ性がさらに強調され、カーボンファイバー製リップスポイラー、専用バンパー、カーボンファイバー製ディフューザー、大型リアスポイラー、19インチアルミホイールなどを装備。インテリアには、スポーツシートやスポーツステアリングホイールが奢られた。

ヴァンテージSは、クーペとロードスターの2ボディを用意し、全世界で販売開始。同社のウルリッヒ・ベッツCEOは、「V8ヴァンテージのあらゆる性能を進化させたのが、このヴァンテージS」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る