日本自動車工業会が発表した2010年の自動車輸出実績によると、四輪車の輸出台数は前年比33.8%増の483万8356台と、2年ぶりに前年を上回った。
欧米向けの輸出が回復したほか、アジアや中近東、南米などの新興市場向けが高い伸び率となった。
車種別では乗用車が同33.1%増の427万2256台と、2年ぶりにプラスとなった。トラックは同42.7%増の45万0288台と、2年ぶりのプラス。バスは同25.9%増の11万5812台だった。
地域別では、ほぼ全地域で前年を上回った。北米向けは同25.2%増の172万7305台と4年ぶりに前年を上回った。欧州向けも同36.7%増の93万6496台と回復した。アジア向けは同51.3%増、中近東向けが同36.4%増、中南米向けが同62.4%増とほぼ全地域で高い伸び率となった。