ヒュンダイは28日、2010年の通期決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は前年比15.4%増の36兆8000億ウォン(約2兆7000億円)。純利益は5兆3000億ウォン(約3880億円)で、前年比77.8%増と大幅増益を達成した。
好調の要因は、米国や中国での新車販売が好調だったこと。同社の2010年世界新車販売は361万2487台。前年比16.3%増と販売台数を大きく積み上げた。
とくに米国では、1986年の進出以来、年間セールスが初めて50万台を突破。『ソナタ』と『ツーソン』が牽引役を果たした。また、中国では70万台以上、インドでも60万台以上を売り上げた。
ヒュンダイは2011年の世界販売目標を、390万台に設定。前年比約8%の伸びを見込む。