車載用リチウムイオン電池、トヨタが総合力トップ…パテント・リザルト

エコカー EV
プリウス・プラグインハイブリッドに搭載されるバッテリーユニット
プリウス・プラグインハイブリッドに搭載されるバッテリーユニット 全 3 枚 拡大写真

特許の分析や競合調査をおこなっているパテント・リザルトは、車載用リチウムイオン2次電池の制御・管理技術について参入企業に関する調査を実施し、その結果を「特定技術分野の競合分析:車載用リチウムイオン電池制御・管理技術」にまとめた。

画像:トヨタ プリウスPHV

リチウムイオン2次電池は、従来の2次電池と比べエネルギー効率が高いことなどからハイブリッド車や電気自動車への採用が進み注目を集めている。いっぽうで車載向けのリチウムイオン電池には、高度な安全性や耐久性、充放電の制御・管理が求められている。今回の調査では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに特許の質と量から総合的に見た評価をおこなった。

結果、「総合力ランキング」では、1位がトヨタ自動車、2位がデンソー、3位がパナソニックとなった。

2位のデンソーはトヨタグループの企業、3位のパナソニックもリチウムイオン電池においてトヨタと協力関係にあり、上位3位をトヨタ関連企業が占める結果となった。

また4位には日産自動車が入ったが、特許の出願件数においてもトヨタが倍以上となり、注目度の高さがうかがえる。

「特定技術分野の競合分析:車載用リチウムイオン電池制御・管理技術」の価格は10万5000円。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  5. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る