マツダ尾崎専務、中国販売が日米を抜き世界で最大市場に

自動車 ビジネス 海外マーケット
尾崎専務
尾崎専務 全 1 枚 拡大写真

マツダの尾崎清専務は3日、都内で開いた決算会見で、2010年の中国市場での販売台数が「過去最高となる24万台を達成し、単独市場として米国、日本を抜き世界最大の市場となった」ことを明らかにした。

マツダの同年の中国での販売台数は前年比33%増の23万9709台、米国が同11%増の22万9566台、日本は同9.5%増の22万3861台、欧州が同15%減の21万7502台だった。

マツダ広報部によると市場別の販売では、これまで日米欧でほぼ拮抗した状態が続き、09年実績で中国は4位だったという。

中国が一気に抜きん出た背景について尾崎専務は「『マツダ3』、『マツダ6』の主力車種が好調なことや、販売網の強化が当初計画の300店舗を上回り12月末で312店舗を達成した」ことなどを上げた。

また今年の中国での販売に関しては「北京市内での新車購入制限などあるが、北京でのシェアは高く逆風は防げるだろう」との見通しを示した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. 加藤製作所、新世代ラフテレーンクレーン「SL-250RV」発売…油圧伸縮起伏ジブ採用
  4. 【プジョー 208 新型試乗】新ハイブリッド搭載で、俊敏なハンドリングがより際立つ…島崎七生人
  5. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る