クラシックカーの新年会、お台場で開催される

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コンクールデレガンスの受賞者たち。手前からS800、1300 77S、シビック1500GF
コンクールデレガンスの受賞者たち。手前からS800、1300 77S、シビック1500GF 全 12 枚 拡大写真

今年もクラシックカーの新年会であるニューイヤーミーティングが30日、東京台場の青海臨時駐車場特設会場にて開催された。主催は日本クラシックカー協会。

毎年、クラシックカー好きの友、知人同士が新年のあいさつを交わす光景が会場のあちらこちらで見られるこのイベントは、30年以上も昔、東京プリンスホテルの駐車場で初めて開催された。その後、場所はいくつか変わったものの現在まで続く、いわば老舗イベントのひとつといえるであろう。

近年の傾向として、比較的個人での出場が多かったものが、クラブ単位での出場が多くなっているという。主催者は、「個人主義が当たり前の欧米でも(クルマ関係は)クラブ組織がしっかりしており、クラブを中心に活動している。日本でもそうなりつつあるのではないか」と話す。

また、最近は、コンクールデレガンスが開催されるようになった。今年は「ホンダ車」がテーマで、エントリーされた16台はホンダ『S800』などのスポーツモデルから、『N360』、『シビック』などの極めて普通のセダンまでバラエティに富んだものであった。その中で今回の受賞となったのは、レーシーに仕上げられた『S800』と、オリジナルコンディションの『1300 77S』、そして『シビック1500GF』であった。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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