東洋ゴム第3四半期決算…営業利益が65%増の105億円

自動車 ビジネス 企業動向

東洋ゴム工業が発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比65.3%増の105億0100万円となった。

売上高は同4.0%増の2264億9600万円と増収となった。エコカー補助金制度の効果や輸出の増加で、国内自動車生産台数が増加したため、国内新車用タイヤの販売量は前年並みで、売上げも高付加価値商品が増えたため、増加した。

国内市販用タイヤは、需要が回復したほか、降雪が例年以上だった影響で冬用タイヤの販売が好調だった。

海外市販用タイヤは米国の中国製タイヤの高関税政策の影響で販売量は前年並みだったが、付加価値商品は増えた。欧州市場や豪州、アジア、中南米市場も好調だった。

売上げ増加の効果で、経常利益は同16.8%増の80億2900万円、当期純利益は前年同期の10倍以上の50億9200万円となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  2. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  3. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る