日産 リーフ のEVタクシーが本格稼働 神奈川県で合同出発式

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日産リーフを使用したEVタクシーの統一ラッピング(イメージ)
日産リーフを使用したEVタクシーの統一ラッピング(イメージ) 全 3 枚 拡大写真

日産自動車、神奈川県、神奈川県タクシー協会は2月7日、「かながわEVタクシープロジェクト」で使用する日産の電気自動車(EV)『リーフ』タクシー仕様の合同出発式を開催した。

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EVタクシー普及を目的とする同プロジェクトでは、同協会に加盟する県内のタクシー事業者22社が合計35台のEVタクシーを3月上旬までに導入し、8基の急速充電器を2月下旬にかけて順次設置する計画だ。

プロジェクトではEVタクシーへの転換で、1台当たり年間約8トンのCO2削減が可能になるとしている。今後、CO2削減分のクレジット化も検討している。

県は今後、EVタクシーについて利用者ニーズの把握、走行・充電データの収集・分析など事業可能性を検討する。日産は、県内タクシー向け整備拠点のEV重点整備工場化、巡回専任担当者の配置、乗務員向けEVエコ運転講習の実施、整備士向け講習の実施などを通してEVタクシーが普及する環境を整備する。

EVタクシーを普及する一環として、社会実験としてEVタクシーの障害者割引を従来の1割引きから2割引きに拡大するほか、乗務員向けケア講習会を実施するなど、福祉との連携や箱根EVプロジェクトとの連携によるEV観光タクシーなど。観光利用拡大などにも取り組む。

《レスポンス編集部》

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