コスモ石油は7日、堺製油所にバイオETBE(エチル・ターシャリー・ブチル・エーテル)の製造装置が完成したと発表した。
装置の完成に伴って、同社は今後、輸入したバイオエタノールからバイオETBEを製造し、生産されたバイオETBEを配合したバイオガソリンをサービスステーション(SS)への供給を開始する。
製造能力は日産1850バーレル。装置は4月から営業運転を開始する。
ETBEは、バイオエタノールと石油系ガスであるイソブテンを合成して製造される物質で環境に優しい燃料。
コスモ石油は369か所の系列SSでバイオガソリンを取り扱っている。