死亡ひき逃げを起こした男、無免許運転だった

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今月上旬に長野県長野市内で発生した死亡ひき逃げ事件について、長野県警は7日、同市内に在住する62歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)容疑で逮捕した。容疑を大筋で認めているという。

長野県警・長野中央署によると、問題の事故は2011年2月3日の午後6時30分ごろ発生した。長野市高田付近の国道19号で、道路を横断していたとみられる66歳の女性が進行してきたクルマにはねられた。運転していた男は倒れている女性を歩道側に寄せると、そのまま逃走。女性は病院に収容されたが、全身を強打したことが原因で死亡している。

現場から採取した破片や塗膜片から、容疑車両は軽トラックと判明。「フロントガラスの割れた不審な軽トラックがある」という市民からの情報を得たため、これを確認したところ、現場から採取した破片と破損部位が一致した。このためにこのクルマを所有する男から事情を聞いていたが、容疑が固まったとして7日にひき逃げ容疑で逮捕している。

男は無免許だったことも判明。調べに対しては「怖くなって逃げた」などと供述しているが、警察では無免許運転の発覚を恐れて逃走した疑いもあるとして、調べを進めている。

《石田真一》

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